2019年春 テレビから聞こえてきた話を聞いていたら二つの謎が解明できるような気がした話

先日ある芸能人の方が逮捕された話に関連してマトリの元捜査官の方がテレビで話されていたのですが
聞いていて「そうか、なるほど、面倒なことを考えなくても、植物の生理としてそういうシステムになっていると知っていればそれだけでいろいろなことの説明がつくんだ」と気付いたのです。
マトリの元捜査官の方が何を話されたのかと言いますと
「葉よりもつぼみの方が強い成分がある」ということなのですが・・・・





1.二つ並んで咲いているムラサキツユクサの形質に差が出ること

マトリの方の言っておられた「成分」というところに、「放射性物質の濃度」というものをあてはめます。

そうすると、植物が成長していって花芽形成をする段階になった時に放射性物質は花芽形成をする場所に多く集められるという話になります。

2016年のまとめで


「ムラサキツユクサは花を咲かせ種を作りそれを落とすことによって体外に毒物を放出しているのでは無かろうか」
というストーリーを作りましたが、
そんな無理なストーリーがなくても、生理現象として単純に花芽形成のために栄養成分を集中させたと考えれば、そこに放射性物質が集中するということがあり得るし、集中しつつも濃度にむらができることはいくらでもあり得るわけです。
とすればこの写真のように


20190524




隣同士の花でも、被ばく量や被ばく場所に差ができ、形質にも差ができるのではないか、と。
2018年のまとめで疑問として書いた
「2つ花が咲いていて、2つのうちの1つには異常がない、もしくは、あるのかもしれないけれどもきわめて少ないように見える」
という現象の起こる理由の説明になりうるかもしれないと思いました。

で、そうなるとこの差は内部にある物質からの被ばくであって外部からの何かではないということになります。





2.サルビアレウカンサの葉がゾウの顔になる問題

花芽形成をするところに集中的に放射性物質が集められるとすると、サルビアレウカンサの葉に多く見られた異常についても説明がつくような気がします。
サルビアレウカンサに頻度高く見られた「葉がゾウの顔の形になってしまう異常」というのがあるのですが、
例えばこの2016年6月17日の記事に私はこんなことを書きました。

「象の顔の形の葉は
単独で現れることはなく、
サルビアレウカンサが成長を続けているある時、主軸の先端に「ひとかたまり」現れ、
そこから花穂が出ることもあるが、
新しい「正常な葉」が出ることもある。」

また2016年6月14日の記事には

「観察していて気付くのは、
この象の顔のような葉のつく辺りには花穂がでてくるということです。
言い換えると、
「花穂の出るあたりが変」ということです。」


20160617



過去の記事を読み返して貼り付けてある象の顔のような葉の画像をじっと眺めていたら、あることに気づきました。



20190527



これは2019年5月27日に撮ったサルビアレウカンサの出かかった花穂の写真ですが
サルビアレウカンサの花穂の紫色に見えるあたりってゾウの鼻の形ですよね!
つまり、ゾウの鼻の形の葉というのは花穂になれなかった葉の集団なのではないでしょうか。

放射性物質を何かの物質と勘違いして選択的に花芽形成する場所に集めたのか、単なる勢いで集まってしまったのか、それとも以前私が書いた毒物排出ストーリーがあるのか全く理由はわかりませんが、
とにかくサルビアレウカンサは花の部分に濃度高く放射性物質を集めてしまった、と。
しかし、たくさん吸い上げて集めた放射性物質はなにしろ放射性物質ですから、DNAを壊すわ材料にはならないわで異常が起こってしまったのではないかと。