今日のムラサキツユクサ 20240322

朝7時 19日の蕾たちが頑張っている姿を発見。 腕の悪い人がかなり古いiPhoneを使って撮影しているのでそれなりの画像ですが 咲けないまでも腐らず頑張っている蕾たちの様子がご覧いただけると思います。 18日に、NHKで「福島第一原発 水の上で核燃料デブリ含む可能性の物体を初確認」という映像を見ました。 薄気味悪い氷柱(つらら)のようなものが映っているその動画では、映像の「ちらつき」という形で放射線の存在をとらえ、感ずることができるわけですが 除染などまったく必要ないとされた群馬県内のわが家の日々の暮らしの中にあっても 植物は13年もの間このような姿を私たちに示し たとえ放射線量を測定できなかったとしても 否、ガンマ線しか測定できず、その数値が原発事故以前と変わらない数値の範囲であったとしても 原発事故によってもたらされた降下物による放射線というものの危険を見せ続けてくれていました。 本日この辺りのエアカウンターの数値は0.06μ㏜/hでした 言いがかりをつけられて訴えられると困るのでこのブログでは一切公開していませんが 2011年5月から2013年ごろには 誰もが入ることのできる公共施設の街路樹の葉や 生物学者が一人くらいは歩いているであろう近所の大学の前の街路樹の葉にも、 そして、用事があって出かけた中毛の中のとある学校の庭に植えてあったムラサキツユクサの花にも、 街路樹の葉についてはその縁の形に、あるいは表面の滑らかさに異常が現れていたり、 ムラサキツユクサの花についてはわが家で見られていたのと同じような形質の異常が多く見られました。 おそらく、 人々の9割は、忙しすぎて、否、そもそも植物になど関心がないので気付いてはいなかったのだと思います。 が、残りの人々は きっと気付いていたに違いありません。 気付いたけれども 「そういうことは黙っていた方がいい」 という「賢い」判断をしたのだと思います。 ただ、それが本当に賢い判断であったのか否かは 後の日に 自らの播いた種から実を刈り取ることになったとき 知ることになるのでしょう。 原発事故から13年の月日が流れ 被災者以外の方々にとってはもうどうでもよいこととなってしまったかもしれませんが 今も放射能はここに存在し続けています。 何の斟酌もせず 生き物のDNAを壊しながら。 そして、廃炉はまだまだ先 遠い...