朝9時30分 晴れ。風が吹いています。強風というほどではありませんが。 雨どいの近くの株 本日この辺りのエアカウンターの数値は0.07μ㏜/hでした。 2015年の観察で花びらの枚数に異常の出た株 この株は「雨どいの近くの株」から数十センチほどしか離れていない場所にあります。 2017年の観察をはじめたころに比べるとだいぶ花の状態は良いように思えますが、 「雨どいの近くの株」が咲き始めのころから1か月間ずっと安定してよい状態であることを考えると、「個体差」という言葉を思わされます。 今日、この株に咲く花にはみな白いまだらがあります。 三波石の近くの株 この株も2017年の観察をはじめたころに比べるとだいぶ花の状態は良くなったようです。 サツキの植え込みのそばの株 弱々しい小さな花が咲いています。 ウッドデッキ近くの株 ここの株も2017年の観察をはじめたころに比べるとだいぶ花の状態は良くなりました。 この株は最も日当たりの良いところにあり、すべての株の大元である大きな株です。(ほかの株はここから飛んだ種で始まった) 2017年の観察では「個体差」ということについて改めて強く感じておりますが、2011年の観察開始以来、ここにある大株はほかの株との比較で異常が少なかったように思います。こういう事実から考えると、実験室での放射線照射とは異なり、原発事故による降下物が生き物に与える影響は単純に断言することができないと思います。 (この件については2017年の観察の最後にもう少し具体的に書きたいと思います。)