ヘデラ 20160415

昨夜は熊本県中部の益城町https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%8A%E5%9F%8E%E7%94%BAで震度7を記録する地震が起きました。

布田川断層帯・日奈久断層帯http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/katsudanso/f093_futagawa_hinagu.htm


あらためて、
この国は、そういう国なのだ、と思い知らされました。

思うことはたくさんありますが、

…本日の観察。


朝7時。晴れ。風の強い朝です。

4月6日に初めてヘデラを撮りまして、



…私が読者の立場であったらもうすこし見たいかなと思いましたので、今朝はアルティッシモ(一重の赤いバラ)の台木であるノイバラの足もとにはえるヘデラの様子を撮ってみました。

ヘデラは斑入りのタイプを一株植えてこの4月で18年になります。斑の状態も縁の状態も原発事故以前にもいろいろ変化しておりましたので、このブログ内での観察対象としてふさわしくないと思い、アップは控えておりました。
ただ、…ここまでの形状変化は無かったような気がしましたのでとりあえず「参考まで」に撮影しました。
(2011年以前に撮影したヘデラの画像データがひとつもなく、フィルム写真にしても一枚一枚葉がしっかり見えるものが何一つ無いので残念ながら「気がする」という表現しか出来ません。)


ヘデラという植物にに詳しい方なら、現在のこの状態で良いのか悪いのか判断できるのだと思いますが、分かりませんので、「参考まで」にご覧下さい。

「参考まで」としつこく書いておりますのは、
このヘデラの形状が放射線による突然変異であるという確証がない(比較が出来ない)からです。
論文ではないので、そんなに厳密なことを言う必要はないと思いますが、
このブログにアップする写真には自分なりの基準というか大前提があります。
ブログのタイトルにありますとおりの「福島原発事故後」という条件を加えられた、しかも除染の必要はないというお墨付きをもらった群馬県中毛の「わが家の庭」、ホットスポットでもないとわかっているわが家の庭に立って観察をし、それでも気付いたパッと見れば分かる植物の形態における変化、もしくは変化を起こした植物の経過観察を記録するのだいうこと。

ですから、この庭で事故前まで安定した形質、10年以上ある一定の、パッと見ほぼ同じような形質を継続して示し続けてきたなあと確信できる植物の明らかな変化だけをアップするようにしてきました。
その点でこのわが家のヘデラは微妙だな…と。安定した形質という点で少々難ありかな、と。
しかしどうなのこの状態…と思った、のが前回4月6日。
そして、本日がその続き。
まあ、とにかくそんなことでありますので、「ご参考までに」ご覧下さい。


【ヘデラの現状について】

3.11以前にはアルティッシモをアーチに仕立てておりまして、そこに斑入りのヘデラをからませるような形で育てていたのですが、震災後、除染のためにアルティッシモもヘデラも上から下から徹底的に切り詰め、アーチも撤去しましたので現在ヘデラは地面を這っている状態です。





かなり適当な左右非対称

葉の一部が突出

上のもの(一部が突出した葉)に少し寄ってみました

良いのか悪いのか

見続けているとだんだん分からなくなります

本日この辺りのエアカウンターの数値は
0.05μSv/h未満







さて、
今日はムラサキツユクサに蕾が出来ていました。

これは花びらの数がおかしかった株ではなく、
ずーっと観察している「雨どいの近く」のものです。
今年はどんな花を咲かせてくれるでしょうか。



そして、今年度まだ登場しておりません月桂樹。
今年はまだこんな状態です。
今のところはキレイな形に見えます。