今日のムラサキツユクサ 20180725

今日も「雨どいの近くの株の子ども」であろうムラサキツユクサに一つ花が咲きました。
今日は薄曇りなのでいつも以上にボヤっとした画像で申し訳ありません。
本日この辺りのエアカウンターの数値は0.07μ㏜/hでした。

雨どいの近くの株は今日現在こんな↓感じです。
つぼみは見えません。
いろいろな事態により寝たきりになった向かって右側に伸びた茎の先にも、空に向かって葉がしっかりとはえています。

植物は、強い雨が降ったり人に踏まれたりして茎が倒れると、
茎が短い時には元のように起き上がるのですが、この雨どいの近くの株のようにある程度の長さまで茎が成長してしまっていると、起き上がらず倒れたままで、倒れた先で葉だけ上に向かって伸ばすんですよね。茎がどのくらいの長さになると起き上がるのをあきらめるのか(笑)実験したら面白いかもしれません。
茎が倒れると言えば、サルビアレウカンサは、たいていかなり大きく育ったタイミングで台風がやってくるものですから、風雨に耐えられずみんな一緒にドサッと倒れてしまうのですね。で、起き上がる気は全くないままに脇芽が空に向かって育ってしまいます。孤独に生えているムラサキツユクサにはそんなことを感じませんけれど、サルビアレウカンサくらいの存在感ある植物ですと、そうやって占有する面積を増やしていく図々しい奴にしか見えず、容赦なく刈り込んでしまいます。
ローリエも、台風が来ると枝が倒れ、まるで花を咲かせたように枝が拡がってしまうのですが、若いしなやかな枝であっても戻る気が無いようで、放置しておくとこれもまた倒れた枝から空に向かって新しい枝が生えてきます。枝が広がると太陽の光が深くまで差し込むようになりますし、人間で考えれば両腕を伸ばし頭の上の方で両手のひらを合わせていたような状態から、両腕を真横に広げて立った状態になりますので、動けない樹木なりにも、のびのびとしたそしてうっとうしさから解放されるような状況になりますからその個体の生存に有利に働きます。
植物たちは雨や風で倒されても、その被害とも思える事態を逆に利用し大きく成長し他の個体よりも有利に生きられるように設計されているような気がしてなりません。
(いつもの通り、学のないオバサンの感想ですのであまり深く考えないでください(笑)災害の多い昨今ゆえ、人間もそうであったらいいな、と願いつつ。)