今日のムラサキツユクサ 20230405

 朝7時 前回までと同じ株にひとつ咲いていました。

前回までのものと比べればだいぶ良い花です。
今年も昨年までと同じように、シーズンの一番初めに咲く花はとても状態が悪いということになるのでしょうか。


フラッシュをたいて撮影



ムラサキツユクサについてはいつも花のことしか言及していませんが、
今日の一枚目の写真を見ると
葉の状態もよろしくないことに気付かれると思います。

まあ、ここは石だらけなので
…植物にとって、とても悪い環境だと思います。

しかも雨どいから流れ込む雨にはかつて大量の放射能が含まれていた。
人の手だけでなく洪水を起こすほどの台風が何度屋根と石を洗っても
取り除かれることのない降下物。

ただ、そんな状態でありながらも
13度目の観察ができているこの株。
生命というものの強さを感じます。
そして、そんなふうに人間の愚かさや失敗をしなやかに受け止めてくれる植物たちを見ていると

その昔(?今も?)何でもかんでもとりあえず大気と水で薄めてしまえばそれでよし、というような気分でよろしくない物質をばらまく人間たちがたくさんいたことを(?過去形ではなく現在進行形?)
思うのです。

こんな世界に生きるうち、
私たちは
本当は触れない方がよい、吸入しない方がよい物質にさらされ、

また、それだけではなく、

食べ物としてふさわしくない化学物質を
見た目の良さや簡便さを追求するうちに

そしてあの日以降は
「食べて応援」とか「風評被害」という
文化の程度や道徳心を試すような紛らわしい言葉にだまされて

知らぬ間に

身体はあちこち破壊され

遺伝子が壊れてしまえばそれは子に継がれ

子は子でその時代のよろしくないものを
知らぬ間に浴び、蓄積させられ

止めることなく止まることなく

そして、悪人は悪を重ね
悪人に飼われた賢い畜生たちは
息を吐くようにうそをつく。




壊れたものを完全に回復することは難しいとしても

今は闇に紛れて見えない悪の諸々が
誰の目にもはっきりと見える夜明けが来ることを

心から願っています。