2015年ムラサキツユクサ 花のシーズンの終わりに

CTBT 高崎放射性核種観測所の粒子状放射性核種の観測結果 (2015年4月~2015年9月)
 http://www.cpdnp.jp/
が11月19日付で公表されていました。

2011年のシーズンから見られたムラサキツユクサの花色等の著しい変化がウソのようにオリジナルデザインに近い花を咲かせるようになった2015年5月。
エアカウンターの数値は測定を開始した2012年以来大きな変動はなかったことから、ムラサキツユクサの花に異常をもたらしたのはエアカウンターで測定することの出来ない放射線によるものであろうと推察したわけです。

(参照)2015年、ムラサキツユクサの花が回復したわけ

ところが、2015年9月22日、
「花びらの枚数の異常」というこれまで観察されたことのなかった形質の異常が起こりまして、
その後、9月27日にも枚数の異常、
9月28日、10月7日には比較的「重い」形質の異常が
観察されたのですね。

で、10月3日にこんな考察をして
https://murasakitsuyukusa.blogspot.com/2015/10/20159.html
シーズン終了。

そんなわけでCTBT 高崎放射性核種観測所の観測結果を待っていたのです。




2015年4月10日に出された2014年4月から2015年3月までのデータと2015年11月19日に出された2015年4月から2015年9月のデータを眺めましたが、
素人のオバサンがわかったことといえば、
2014年6月以降2015年4月まで
Cs-134はND (<3) とかND (<4)というのが続いていたのだけれども
2015年5月以降はNDであることのほうが少なくなっているということくらいのもの。

もちろん、福島第一原発事故直後とは比較にならない「微量」であるわけですが
微量ではあっても「存在している」のですから雨が降ると地に落ちるわけですよね。

Yahooで過去の天気データを調べるとこうなっていまして、
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/10/4210.html?c=2015&m=9
9月だけでなくその前の月やその前の月をさかのぼってみて

いつものごとく雨がもたらした放射能の影響であったのだろうと言えそうです。



…雨が降ったら雨に濡れないように気をつけた方が良さそうです。