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10月, 2015の投稿を表示しています

今日のムラサキツユクサ 20151026

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前回の記録からずいぶん間があいてしまいました。 実は前回の撮影の直後、やってきたガス屋さんがムラサキツユクサの上にプロパンガスのカートを置いて引きずってしまいまして、花も茎もみごとにつぶれてしまいました。(^_^;) で、やっと回復したようで今日は花が咲きました。 とは言っても、気温もずいぶん下がりまして、 もうそろそろ終わりですね。 朝7時 晴れ 気温11℃ 今日は花びらの異常が見られた株から50㎝離れた株に一つ咲きました。 光量が足りずぼやっとしていますが、フラッシュを焚くとどうも正確に取れない気がするので、ぼけてはいますがこんな感じの花が足元に咲いているのだ、と思って下さい。 右下の花びらには比較的大きな白い斑があり、他の二枚の花びらは 縁にそって斑があります。 花びらに異常があった株は、そろそろ終了のようです。  本日この辺りのエアカウンターの数値は0.05μSv/h未満で点滅しています。

今日のムラサキツユクサ 20151016

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朝6時30分 曇り 気温16℃ この辺り、天気予報では曇りと言っておりましたが、空の様子と自分の体感として雨が降りそうに感じたのでいつもより早めに観察しました。(案の定観察直後より雨) 今日は花びらの数がおかしかった株から50㎝離れたところにある株が一つ花を咲かせました。 自動車のオートライトが点灯する明るさなので フラッシュを焚かざるを得ませんでした。 フラッシュを焚くと何となく自分の目で見たのと異なる花が記録されるような気がします。 私が肉眼で見たこの花の花びらは、もう少しくっきりと白い斑が見えました。 カメラの性能とか腕うんぬんで観察記録の結果が変わるようでは困りますが、 カメラだけでなく自分の脳による補正というものも観察の際には気をつけなければいけませんね。 ちなみに、十分な太陽光の下で撮った写真はたいてい自分の印象と近いものがあります。 当然のことですか?  今日も異常のあった株はこんな感じであります。 持ち上げて眺めた限りではここには新しい蕾がもう出来ていないような気がします。 別の場所にあと2~3個ついていてくれたらうれしいのですが、 葉も黄ばんできました。 葉が黄ばむのは、この場合季節のゆえだと思いますが、 2013年に「形のおかしい葉の行く末」 http://praise333.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html というタイトルで、タイトルの通りのケースをまとめましたので興味のある方はご覧下さい。 そして、本日のこの辺りのエアカウンターの数値は0.05μSv/h未満で点滅しておりました。 こういう数値を見るたび、 正直言って私の頭は混乱します。 どうしてなんだろう。 で、考えても考えてもわからないので わからないままただひたすらに測定する日々。

ベニカナメモチの葉 20151013

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今日は良いお天気だったので木の剪定をしました。 剪定を終えた後ベニカナメモチの観察を行いました。 のこぎりとハサミをさんざん使ったあとの撮影だったので、手が震えてしまっていつにも増してよろしくない写真で失礼いたします。 と、その前に、 2015年の観察をスタートさせた頃の話を思い返していただけますでしょうか。 …と言っても最近アクセスしてくださったばかりの方には何の事やらおわかりいただけないと思いますので少々説明させていただきます。 今年の5月4日に私はこんな記事を書きました。タイトルは「 ムラサキツユクサの花が回復したわけ」というものです。 2011年からずっと自宅の植物の観察を続けてきまして、 とにかく異常な花と異常な葉の形ばかりを見続けていたのですね。 ところが、2015年の春になって観察を始めたところすべての植物において「いい感じ」の、「オリジナルデザイン」に戻ったではありませんか! しかしです。エアカウンターの値は2012年以来ほぼ変動はなかったものですから、じゃあ、いったいどういう事なのだ?ということを「 ムラサキツユクサの花が回復したわけ」というタイトルの記事で考察したというわけです。その記事に貼ったムラサキツユクサの花の写真とベニカナメモチの葉の写真をもう一度ここに貼り付けますね。 これぞムラサキツユクサ、これぞベニカナメ!という、写真が撮れてどんなにうれしかったことか。 で、こういう日が続いたので、「2015年のムラサキツユクサ」というラベルを新たにつくり、記事をカテゴライズすることにしたわけです。 そして、思ったのです。汚染はゼロではないのだけれど、これで一区切りつき、観察をやめられるかなあ、と。 ところが。 また何かが起こったのです。 ムラサキツユクサに具体的な異変が現れたのは9月の末のことでした。 「いいんねー珍しいのが咲いたんねーもっと花びらが増えて八重咲きになればいいんねえ」 と言う方がいたのですが、 …きっとピンクのバッタとか金色のカエルを見て「めずらしー!かーわいい!!」とか言っちゃうタイプなのでしょうけれど ちっともいい話なんかではありません。 花に変化が起こったということは環境に何らかの変化が起こった 何やら悪しきものがまたもたらされたということでしょう? そして、ベニカナメモチの葉の観察を行った本日。 上の美しい葉の写真をしっか...

今日のムラサキツユクサ 20151012

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朝8時 晴れ 気温17℃ 花びらの枚数に異常のあった株はこんな感じになっています。 50㎝離れたところの株は花を咲かせました。 花びらの縁にごくごくわずかに斑が入っていますが良い花です。 右隣に見える花がちょっと異常に見えるかもしれませんが、 異常ではなく、花びらをナメクジに食べられてしまったようです。誤解を避けるため単独の写真はアップしません。  本日のこの辺りのエアカウンターの数値は0.06μSv/hでした。

今日のムラサキツユクサ 20151010

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朝8時 曇り 18℃ 花びらの数がおかしかった株は咲かず、50㎝離れたところの株の花が2つ咲きました。 ほんの少し斑が入っていますが、比較の問題で言えば良い花です。  本日のこの辺りのエアカウンターの数値は0.06μSv/hでした。

今日のムラサキツユクサ 20151007

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朝7時 晴れ 花びらの枚数がおかしかったムラサキツユクサにまたおかしな花が咲きました。で二枚目を撮るにあたりフラッシュをたいたらカメラの電池切れ。(^_^;) あとでもう一度やり直すことにします。 気を取り直して観察をやり直します。 朝9時 晴れ 18℃ 日が高くのぼりだいぶ明るくなりました。 まずは、花びらの枚数がおかしい株から50センチほど離れたところの株の花 今日は3つ花が咲きました。 ① ② ③  次に花びらの枚数がおかしかった株の花 7時の時よりもしっかりと開きました。 虫は花を選べません。  本日のこの辺りのエアカウンターの数値は0.08μSv/h 2匹のトンボが私の頭の上を旋回していたので行方を見守っていたら一匹だけがヘメロカリスにとまりました。 観察したかったのですが、捕まえるのはかわいそうなので見送りました。 トンボの左下に見えるベージュ色のものはヘメロカリスの種が出来たあとのサヤです。

今日のムラサキツユクサ 20151006

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朝7時 曇り 16℃ 今日は花びらの数がおかしかった株の 同じ根から出た別の茎の先端に咲く花 (*注1) と、あともうひとつ前回の「個体差」の話の時に取り上げた「50㎝離れた場所の株」にも一つ花が咲きました。 ( * 注1 ムラサキツユクサはタネを飛ばしても増えますが、宿根草なので、複数年育てていると一つの根からいくつもの芽が出ます。育つとパッと見それぞれは別の個体のように見え、何年も育てているとたくさんの別の個体が集合したもののように見えますが、厳密に言うと別の個体の集合体ではなく 同じ根っこから生えた同じ遺伝子型の植物 です。なので、ここで言う 同じ根から出た別の茎の先端に咲く花 とはパッと見別の個体の花のようではありますけれどこの間の花と同じ遺伝子を持った花ということになります。) まずは 同じ根から出た別の茎の先端に咲く花 から  斑入りです。後ろに咲く花が少し見えるように葉を引っ張ってみましたが後ろも花も斑入りです。  葉を引っ張ったままフラッシュをたいてみました。 次に50㎝離れた花。こちらも多少斑入りです。  光が足らないのでフラッシュをたきます。  本日のこの辺りのエアカウンターの数値は0.05μSv/h未満。点滅しています。 次にサルビアレウカンサの葉の観察を行いました 画像の中央をご覧下さい。先端が二股になりかかっている葉があります。  上の葉と対称の位置にある葉についても先端が凹んでいます。  少しカメラを引いて上の二枚の葉がうつるようにしました。 その葉よりも下に位置する葉二枚も実はちょっと変形しているのですが、虫が食べたように見える部分もあるのであえて取り上げません。 わが家の数㎞先にCTBT 高崎放射性核種観測所がありますので、2015年9月分の粒子状放射性核種の観測結果が出るのを待ちましょう。 http://www.cpdnp.jp/

2015年9月の異変についての考察

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朝7時30分 快晴 気温18℃ 前回の観察のあと花を咲かせておりませんでしたが、今日は、異常が見られた株とは別の株に一つだけ花が咲いておりました。 異常な花を咲かせた株は本日こんな感じになっています。 では別の株(異常な花を咲かせた花から50㎝くらい離れたところ)に咲いた花を。  少しよってみます。  本日のこの辺りのエアカウンターの数値は0.06μSv/hでした。 異常な花を咲かせた株が今後(今季)どうなっていくのか、また来年どうなっていくのか見守りたいと思いますが、今日ここまでの考察というか感想というかを書いておこうかと思います。 ・異常な花を咲かせた株は、2015年の5月から花を咲かせておりましたが、今回異常が起こるまで一度も目立った異常はありませんでしたので、あの異常な花を咲かせる直前に「何らかの良からぬもの」がもたらされた結果数日間奇形の花が観察されたと言えると思います。 ・毎日のエアカウンターの値に大きな変動がなかったことから、「エアカウンターでは測定できない」何かによって引き起こされた奇形であるということも言えると思います。 それが放射能であるのか、何らかの薬物であるのか、電磁波であるのか、ということについては調べようがないので何とも言えません。 ・異常な花が咲いた翌日から今日まで、あの株は花を咲かせておりませんが、それがその何らかの環境の変化によるものであるのか、季節によるものなのかも断定は出来ません。 その点はこの後の観察によって判断することになると思います。 ・今日花を咲かせた株は9月22日の観察の時に「斑入り」の花を咲かせていたとして紹介していた株です。 わずか50㎝の場所の違いで放射線量やそのほかの条件にどれだけの差があるのかわかりませんが、そうそう違いがあるとも思えないので この二つの株が咲かせる花の違いについては、いわゆる「個体差」のような気がします。 ムラサキツユクサの多くの株に様々な異常が現れた2011年と2012年の観察において、生物には「個体差」があるのだということをつくづく感じさせられました。当時の観察日記をご覧いただけば共感していただけるかもしれませんが、長い間育て続けてきた大きな一株だけは、異常があってもわずかである一方、タネが飛んでその年に新しく芽を出した株には目を覆いたくなるような変異が次々と起こったの...